家電の延長保証に入らない理由|医療保険と同じで「自分で積み立てる」
家電量販店のレジで、「延長保証はどうされますか?」と聞かれて迷ったことはありませんか。
わが家の答えはいつも同じです。「入りません。その分は自分で積み立てます」。
この記事でわかることは、次の3つです。
- 延長保証に入らない代わりに、わが家がやっていること
- 医療保険をやめたときと同じ、お金の考え方
- 延長保証を検討してもいい人の条件
保険は「確率が低くて、損失が大きいもの」にかける
保険は本来、めったに起きないけれど、起きたら家計が壊れるほど大きい損失に備えるためのものです。
火事や大きな病気がその代表です。
家電の故障は、わが家にとってはこの条件に当てはまりません。修理代も買い替え代も、貯金で払える範囲におさまるからです。
延長保証は、たとえるなら「財布から払える金額のために、毎回保険料を払っている状態」に近いものです。修理代が財布から払える範囲なら、保険をかける意味は薄れます。それでも、なんとなく安心料として払ってしまいがちです。
保険の考え方をもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
医療保険と同じ考え方
実は、わが家は医療保険もやめています。
保険料を払い続けるより、自分で医療費の積立枠を作るほうが良いと判断したからです。詳しい経緯は、こちらの記事にまとめています。
家電の延長保証も、考え方はまったく同じです。保険料(延長保証料)を払う代わりに、自分で積み立てておく。それだけのことです。
延長保証に入る場合と、入らず積み立てる場合の違い
| 延長保証に入る | 入らず自分で積み立てる | |
|---|---|---|
| 毎月・毎回のお金 | 保証料がかかる | 積み立てる(使わなければ手元に残る) |
| 保証期間中に故障 | 保証の範囲なら無料で直る | 積立から修理代を払う |
| 保証範囲外の故障 | 自己負担になることがある | 同じように積立から払える |
| 向いている人 | 急な出費をすぐ払える余裕が少ない人 | 積み立ての枠を用意できる人 |
わが家の「特別費」の仕組み
わが家では、家電や住宅設備の買い替え費用を毎月積み立てています。この枠を「特別費」と呼んでいます(いつ・いくらかかるか読めない出費のために積み立てるお金、という意味です)。
これは、収入が止まったときのための「生活防衛資金」とは、別の枠です。
家電が壊れるたびに生活防衛資金を崩していると、本当の緊急時に足りなくなるおそれがあるからです。
お金は、金額と時期が読めるかどうかで分けて考えています。
| 分類 | 金額・時期 | 例 |
|---|---|---|
| 固定費 | だいたい読める(年1回の支払いも含む) | 住宅ローン、保険料、車検、固定資産税など |
| 特別費 | いつ・いくらかかるか読めない | 家電の故障、住宅設備の交換など |
固定費と特別費、それぞれの口座の分け方や、特別費を作るようになった経緯は、こちらの記事で詳しく書いています。
特別費という枠があるから、家電が壊れても投資の積立を止めずに済みます。延長保証をつけるかどうかも、この枠があるかどうかで変わってくると考えています。
とはいえ、特別費を積み立てる余裕は、そもそも毎月の固定費が整理できていないと生まれません。
買うときは「総額」で比べる
延長保証をつけるかどうかを冷静に見るには、比べ方も大事です。わが家が意識しているのは、たった一点です。
延長保証料も「総額」に入れて見る。 本体価格だけでなく、保証料を足した金額で比べると、感情ではなく数字で判断できます。総額に何円足されるサービスなのか、と見るだけです。
家電を選ぶときの手順そのものを知りたい方は、こちらの記事にまとめています。
延長保証に入る前に確認したい3つのこと
延長保証をつけるかどうかを判断する前に、保証の中身を確認しておくと安心です。
- 対象は自然故障だけか:落としたり水にぬらしたりした場合は、対象外になっていることがあります。
- 修理代に上限はあるか:購入金額までなど、上限が決まっている場合があります。
- 対象外の部品や消耗品はないか:バッテリーなどの消耗品は、対象外になっていることがあります。
保証料の決め方も、確認しておきたいポイントです。たとえば本体10万円の家電で、保証料が本体価格の5%なら5,000円という計算になります(あくまで一例の数字です)。
こうした条件は、保証を提供する店やサービスによって変わる場合があります。契約前に内容を確認しておくと安心です。
延長保証を考えてもいいケース
ここまで「わが家は入らない」という話をしてきましたが、延長保証が向いている人もいます。
- 故障したときに、修理代や買い替え代をすぐに払える余裕が少ない場合
- 落としたり水にぬらしたりしやすい家電など、補償の範囲が故障以外にも広いタイプの場合
「入るべき」「入るべきでない」と決めつけるものではありません。自分の家計に、延長保証料を払う余裕と、代わりに積み立てておく枠のどちらがあるか。その基準で考えるのがいいと思います。
読者がやることチェックリスト
- 家電が壊れたときに使えるお金が、今いくらあるか確認する
- そのお金を、生活防衛資金とは別の枠にしておく
- 延長保証を検討するときは、保証料も「総額」に含めて比べる
- 家電を買うときは、量販店の実物確認→価格.comの相場確認→総額比較の順で進める
- 取り付け業者は、量販店以外の選択肢も比べてみる
家電選びの手順と取り付け業者の比べ方は、こちらの記事で詳しく書いています。
まとめ
家電の延長保証は、わが家では入りません。理由は、家電の故障が「保険で備えるべきほど大きい損失」には当たらないと考えているからです。
その代わりに、「特別費」という枠を作って毎月積み立てています。これは、医療保険をやめて医療費の積立枠を作ったのと、同じ考え方です。
特別費の枠があるから、家電が壊れても投資の積立を止めずに済みます。この「先に枠を作っておく」という考え方は、証券口座を選ぶときにも通じます。まずは無料で開ける口座から検討してみてください。
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管理人
資産マシマシおやじ
都内会社員・49歳
- 📅 40歳から資産形成を再スタート(投資歴9年)
- 👨👩👧👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
- 💰 世帯年収:約650万円
- 📊 投資手法:NISA・高配当株
- 🏄 趣味:ラーメン食べ歩き