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NISA・積立投資

信託報酬0%の"ゼロカン"、49歳の父はとりあえず様子見|こどもNISA専用オルカンの"ゼロじゃないコスト"

「信託報酬0%のオルカン型が出るらしい。子どものNISAはこれで決まりなのかな?」——そんなふうに気になっている方もいるのではないでしょうか。

2026年10月に、こどもNISA専用の「ゼロカン」が発表され、SNSでも話題になっています。ゼロという言葉は強いですよね。

私は49歳の会社員で、子どもがいます。ゼロカンについては、とりあえず様子見です。理由は、「ゼロ」なのは手数料の一部だけで、しかも新しいファンドのため、まだ実績で確かめられないことが多いからです。この記事では、発表内容と、様子見の間に確認したいことを整理します。

※数字は2026年10月時点で、SBI証券・SBIアセットマネジメントの公式発表をもとにしています。ファンドはまだ設定前です。最新の情報は、必ず公式ページでご確認ください。


ゼロカンとは

正式名称は「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」、愛称が「ゼロカン」です。2026年10月時点の発表内容は次のとおりです。

項目内容
運用会社SBIアセットマネジメント
設定予定日2026年11月17日
信託報酬(運用を任せる手数料)年0.00%
対象こどもNISA専用
取扱いSBI証券
連動する指数MSCI ACWI(配当込み・円換算)。いわゆるオルカン型
18歳以降ゼロカンの新規購入・積立はできない。保有分は通常のNISAに引き継がれ、信託報酬0.00%のまま保有を続けられる

あわせて、同じ日に「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド」(信託報酬0.055%)も設定される予定です。同じマザーファンド(実際の運用を担う親ファンド)に投資する仕組みで、成人のNISAや課税口座でも買えます。

こどもNISAそのものは、2027年1月開始予定で、対象は0〜17歳、年間の投資枠は60万円、非課税で持てる上限は600万円です。制度の全体像は、こちらの記事にまとめています。

こどもNISAを図解|2027年開始見込み・ジュニアNISAとの違い


「ゼロ」なのは信託報酬だけ

大事なのは、ゼロなのが信託報酬だけという点です。公式の案内でも、監査にかかる費用、株を売り買いするときの手数料、海外の資産を預かってもらう費用などは、別にかかる場合があるとされています。

これらはファンドの中から差し引かれるので、手元の請求書には出てきません。基準価額(ファンドの値段)にじわじわ反映されるかたちです。

では、実際にどれくらいかかるのでしょうか。実質コストは、設定後の最初の決算のあとに出る運用報告書(1年間の成績や費用をまとめた書類)の「1万口当たりの費用明細」で確認できます。

ゼロカンは新しく作られるファンドなので、現時点では実質コストはわかりません。

ただ、こうした信託報酬以外の費用は、ゼロカンだけでなく、どのオルカン型ファンドにもかかるものです。ゼロカンは信託報酬0.055%の「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド」と同じマザーファンドで運用されるため、費用の構造そのものは大きく変わらないと考えられます。

それでも私が様子見にしているのは、「信託報酬0%」という仕組みが新しく、資金が集まって安定して続いていくのか、指数にきちんと連動するのかを、まだ実績で確かめられないからです。


18歳の壁:新規の積立は切り替えになる

もうひとつ知っておきたいのが、18歳以降の扱いです。

  • ゼロカンは、18歳以降は新しく買ったり積み立てたりできません
  • すでに持っている分は、通常のNISAに引き継がれ、信託報酬0.00%のまま持ち続けられます
  • 18歳以降に新しく積み立てたい場合の受け皿は、信託報酬0.055%の「SBI・オールカントリー・インデックス・ファンド」などになります

つまり、「ずっとゼロで積み立て続ける」ことはできず、途中で積立先が切り替わる設計です。ただ、この差は年0.055%です。次の章で、この差をどう考えるかを書きます。


コスト差より大事なこと

コストは小さいほうがうれしいのは間違いありません。ただ、長く積み立てる場合、最終的な金額に大きく関わるのは、毎月いくら積み立てるかと何年続けるかだという考え方が一般的です。

信託報酬の差は、金額に直すとそれほど大きくならないことが多い一方、積立額や続けた年数の差は、そのまま結果に響きます。

私自身、上の子が生まれたころに学資保険を調べていて、そこで両学長の動画に出会い、お金の勉強を始めました。そのときに実感したのは、商品の細かい差を探すより、まず「続けられる仕組み」を作るほうが大切だということです。学資保険やNISAなど、教育費をどう貯めるかを比べた話は、こちらにあります。

教育費、学資保険・NISA・貯金のどれで貯める?わが家の答え

オルカン型とS&P500のような、中身の違いについて考えたい方は、こちらもどうぞ。

オルカンとS&P500、結局どっちを買えばいい?【40代の正直な結論】

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様子見の間に確認したいことリスト

私が「よく確かめてから判断したい」と考えている項目です。

  • 運用報告書:最初の決算後に出る、1万口当たりの費用明細。実質コストの確認はここから
  • 純資産の推移:資金が集まり、ファンドが安定して続いていそうか
  • 指数との乖離:連動をめざす指数(MSCI ACWI)と、実際の値動きにどれくらいズレがあるか
  • こどもNISAの制度の詳細:現時点の発表では、原則として12歳までは引き出せないとされています。細かな運用ルールを含め、最新の情報は金融庁の公式ページで確認します

どれも、設定前の今は確認できないものばかりです。急いで決める必要はなく、材料がそろってから考えれば十分だと感じています。


まとめ:「ゼロ」の中身を確かめてから、自分で決める

  • ゼロカンは、こどもNISA専用で、信託報酬が年0.00%のオルカン型ファンド(2026年11月17日設定予定、SBI証券で取扱い)
  • ゼロなのは信託報酬だけ。監査費用や売買手数料などは別にかかる場合があり、実質コストは最初の決算後の運用報告書で確認できる
  • 18歳以降は新規の積立ができず、積立先は信託報酬0.055%のファンドなどに切り替わる
  • コスト差より、積立額と続けた年数のほうが結果に大きく関わるという考え方もある
  • 筆者は、まず運用報告書などの材料がそろうまで、とりあえず様子見

どの商品を選ぶか、いくら積み立てるかは、ご家庭の状況によって違います。この記事は、私個人のスタンスをお伝えしたものです。

なお、ゼロカンはSBI証券専用のファンドです。証券口座をまだお持ちでない方は、開設の流れを下の記事で確認できます。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品の購入や売却を勧めるものではありません。記載の数字は2026年10月時点の公式発表をもとにしていますが、最新の内容は必ず公式ページ(目論見書・運用報告書)でご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

管理人

管理人

資産マシマシおやじ

都内会社員・49歳

  • 📅 40歳から資産形成を再スタート(投資歴9年)
  • 👨‍👩‍👧‍👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
  • 💰 世帯年収:約650万円
  • 📊 投資手法:NISA・高配当株
  • 🏄 趣味:ラーメン食べ歩き
詳しいプロフィール →