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節約・家計

スマホ代を見直す方法|三大キャリア・格安SIM・楽天モバイルの料金比較と、楽天モバイルを7〜8年使う49歳の会社員の話

「毎月ちゃんと働いているのに、なんかお金が残らない」

心当たりがある方、一度スマホの請求書を見てみてください。

49歳の会社員である私は、楽天モバイルを7〜8年ほど使っています(変更前はYモバイルでした)。ですので、この記事は「三大キャリアから格安SIMに乗り換えた体験談」ではありません。各社の料金の目安を整理したうえで、楽天モバイルを長く使っている立場から、良かった点とつながりにくい点を書いた記事です。

※料金やプランの条件は変わることがあります。申し込む前に、各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。


三大キャリアの月額料金はこんなに高い

ドコモ・au・ソフトバンクのいわゆる「三大キャリア」。長年使い続けている方も多いと思いますが、月額料金はいくらか正確に把握していますか?

各キャリアの主要プランの目安はこちらです。

キャリアプラン名(例)データ容量月額料金(目安)
ドコモeximo無制限約7,315円
auUnlimited Premium無制限約7,238円
ソフトバンクメリハリ無制限+無制限約7,425円

※各種割引適用前の参考価格。家族割・光セット割などで変わります。

1人あたり月7,000〜8,000円としても、家族4人なら月28,000〜32,000円。

年間に直すと——

28,000円 × 12ヶ月 = 約336,000円

30万円以上が、スマホ代だけで消えていく計算です。「大した金額じゃない」と感じる方もいるかもしれませんが、これを10年続けると300万円超。家族の旅行費用や子どもの教育費に使える大きなお金です。


スマホ料金の3つのレベルを知っておこう

スマホのプランは、大きく3つのレベルに分けて考えるとわかりやすいです。

レベル種類月額料金の目安代表例
高め大手3キャリア通常プラン月6,000円〜ドコモeximo・au Unlimited Premium など
中間サブブランド・楽天モバイル月3,000円前後アハモ・povo・LINEMO・楽天モバイル
最安格安SIM(MVNO)月数百円〜1,500円日本通信SIM・IIJmio・HISモバイル など

※サブブランドとは、大手キャリアが運営する低価格ブランドのこと

三大キャリア・楽天モバイル・格安SIMの月額料金比較グラフ(スマホ代節約の目安・参考値)

大手3キャリアの通常プランは月6,000円以上からがスタートラインです。ここから1つ下の「中間」レベルに移るだけでも、大きな節約になります。


格安SIMとは何か?仕組みを理解しよう

「格安SIMって品質が悪そう」と感じる方も多いですが、仕組みを知ると安心できます。

格安SIMはMVNO(エムブイエヌオー=仮想移動体通信事業者)と呼ばれる仕組みで成り立っています。

わかりやすく言うと、ドコモやauなどの大手キャリアの電波設備を「借りて」サービスを提供しているのが格安SIMです。

つまり、アンテナや基地局は大手キャリアとまったく同じものを使っています。格安SIMだからといって電波が別物になるわけではありません。

では、なぜ安いのか?

大手キャリアのように全国に店舗を構えたり、大勢のスタッフを抱えたりしていない分、そのコストがかからず料金が安くなる仕組みです。

格安SIMのデメリット(客観的なデータ)

ただし、格安SIMには以下のデメリットもあります。正直にまとめます。

デメリット内容
混雑時間帯の速度低下昼12時〜13時・夜22時台など利用が集中する時間帯に通信が遅くなることがある
キャリアメールが使えない@docomo.ne.jpなどのメールアドレスが使えなくなる(有料オプションで継続利用は可能)
LINEのID検索が使えない場合がある一部の格安SIMではLINEのID検索機能が制限される

格安SIMの料金データ(日本通信SIMの例)

格安SIMの中でも特にコストパフォーマンスが高いとされる日本通信SIMの料金は以下の通りです。

プランデータ容量月額料金
基本プラン1GB290円
合理的みんなのプラン20GB1,390円

※通話料金は別途。月70分まで無料の通話オプションあり

1GBプランは月290円。ほとんどの時間をWi-Fi環境で過ごす方や、データをあまり使わない方に向いています。

20GBプランは月1,390円。後述しますが、ユーザーの約80%はこの20GB以内に収まるというデータがあります。


重要なデータ:ユーザーの約80%は月20GBも使わない

「データをたくさん使うから格安SIMには変えられない」と思っている方へ。

調査によると、スマホユーザーの約80%は月20GBも使っていないというデータがあります。

つまり、多くの方にとって大手キャリアの「データ無制限プラン」は必要以上のプランを契約していることになります。

自分の月間データ使用量は、スマホの設定画面(iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」、Androidなら「設定」→「ネットワーク」)で確認できます。まず現在の使用量を確認してみてください。


その差額、NISAに回したらどうなる?

仮に格安プランに乗り換えて、家族全体で月1万円節約できたとします。

その1万円を毎月NISAで積み立てたら、20年後はどうなるでしょうか。

積立期間元本(積立総額)運用後の残高目安複利で増えた分
10年後120万円約155万円約35万円
20年後240万円約413万円約173万円
30年後360万円約836万円約476万円

※月1万円・年利5%で計算した参考値です。将来の運用成果を保証するものではありません。

この試算では、元本240万円が約413万円になっています(参考値)。

節約したお金をそのまま使う場合と、NISAに回し続ける場合とでは、将来の資産に差が出る可能性があります。


「使い勝手」も大事なら楽天モバイルという選択肢

ここまで格安SIM(MVNO)を中心に紹介してきましたが、「もう少し使いやすさも欲しい」という方向けに、冒頭の3段階表で「中間レベル」に位置づけた楽天モバイルについても紹介します。

楽天モバイルは格安SIM(他社の電波を借りるMVNO)とは異なり、自社で基地局を整備した独自の回線を持つキャリアです。そのため料金は格安SIMより高めになることがありますが、使い放題のプランがあるのが特徴です。

楽天モバイルの料金は以下の通りです。

データ使用量月額料金
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜3,278円(使い放題)

上の表の範囲では、最大でも月3,278円(税込)です。三大キャリアの月額料金の目安と比べると、1人あたり月4,000〜5,000円ほどの差になる計算です。家族4人なら月1.6〜2万円、年間で20〜24万円の差になります。ただし、これは表の料金をもとにした単純な計算です。料金やプランは変わるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。

楽天市場や楽天カードをすでに使っている方には、SPU(スーパーポイントアッププログラム)のポイント倍率が上がるという相性の良さもあります。

また、毎月のスマホ代の支払いを楽天カードにすると、支払いでポイントが貯まる場合があります。条件は公式サイトで確認してください。

楽天モバイルのデメリット

① エリア・速度の問題
山間部や地下など、一部のエリアでは電波が弱い場合があります。都市部でも、人が多い場所では速度が落ちたり、つながりにくくなったりすることがあります。私の体験は、下の「マシマシおやじの実体験」に書きました。自分がよく使うエリアをあらかじめ楽天モバイルのエリアマップで確認しておくと安心です。

② 通話品質
三大キャリアと比べると、通話品質が気になる方もいるようです。通話が無料になる条件(専用アプリが必要かどうかなど)は、プランによって変わることがあるため、公式サイトで確認してください。

③ 海外での利用
海外ローミング(海外で国内の回線を使うこと)で使えるデータ量や、対象の国・地域は、条件が決まっています。わが家の使い方は下に書きましたが、行き先で使えるかどうかは、公式サイトで確認してください。


マシマシおやじの実体験|楽天モバイルを7〜8年使って

楽天モバイルは、7〜8年ほど使っています。変更前はYモバイルでした。妻も楽天モバイルを使っています。

今は、データも通話も使い放題の状態で使っています。通勤中には、両学長の朝のライブ配信を聞いて、耳からお金の勉強をしています。この聞き方では、データ使い放題が役立っています。

わが家は海外旅行によく行きます。海外では2GBまでですが、大変便利です。現地に着いたあとにSIMを入れ替えなくても、そのままつながります。

一方で、朝や夕方の駅周辺では、やはりつながりにくいと感じます。

わが家では、スマホ代と保険の見直しで貯蓄額が上がりました。ただし、楽天モバイルに変えた前後でスマホ代がいくら変わったかは把握していないので、金額は書きません。

これはあくまで「わが家の使い方では」の話です。現在の料金、使い放題の条件、海外で使えるデータ量や対象の国・地域は、変わっていることがあります。申し込む前に、楽天モバイルの公式サイトで最新の条件をご確認ください。


乗り換えの手順はこんなに簡単

「乗り換えってめんどくさそう」と感じている方、実はスマホ1台で完結します。

2023年5月から「MNPワンストップ」が開始

MNP(エムエヌピー=Mobile Number Portability)とは、今使っている電話番号をそのまま新しいキャリアに持ち込める仕組みです。

以前はMNP予約番号(今のキャリアから発行してもらう番号)を取得する必要がありましたが、2023年5月から「MNPワンストップ」サービスが開始され、MNP予約番号なしで電話番号をそのまま引き継げるようになりました。手続きがさらに簡単になっています。

乗り換えの流れ

① SIMフリーのスマホを用意する
今使っているスマホが「SIMロック」されている場合は、現在のキャリアに依頼してロック解除が必要です。2021年以降に購入したスマホは原則SIMロックなしです。

② 乗り換え先のサービスで申し込む
MNPワンストップ対応の会社なら、乗り換え先のWebサイトから手続きがすべて完了します。本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)をスマホで撮影してアップロードするだけです。

③ SIMを差し替えて開通する
SIMカードが郵送されてきたら差し替えて、アプリで開通手続きをすれば完了。eSIMを選べば即日開通も可能です。

手続きにかかる時間は、30分ほどが目安です(申し込み先や混雑状況によって変わります)。

なお、大手3キャリアの違約金(解約時にかかるペナルティ)は2021〜2022年に廃止されています。違約金を気にせず乗り換えることができます。

楽天モバイル公式サイトで料金を確認する


まとめ──まず固定費から見直そう

家計の見直しで効果が出やすいと言われるのが、毎月出ていく「固定費」を見直すことです。

スマホ代・保険料・サブスクリプション(定額制サービス)——これらは一度見直せば、毎月の支出が下がる可能性があります。「そもそも固定費がいくらかかっているかわからない」という方は、まず今の金額を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

見直しの順番の一例は、こうです。

  1. スマホ代を削る(三大キャリアから格安SIMにした場合の節約額は、月5,000円前後が目安)
  2. 保険料を削る(保険の内容によって、節約できる額は大きく変わります)
  3. 浮いたお金をNISAへ回す(毎月コツコツ積み立てて長期で増やす)

この3ステップで、将来の資産に差が出る可能性があります(将来の結果を保証するものではありません)。

固定費の金額を確認する方法は、こちらの記事にあります。

家計簿が続かない40代へ|アプリで固定費を見える化したら月1万円浮いた話

保険の見直しについては、こちらです。

保険貧乏から抜け出す方法|学資保険調べがきっかけで気づいた社会保険の7つのリスク

NISAをまだ始めていない方はこちら。

eMAXIS Slimはなぜ選ばれるのか|個別株の売却とひふみプラスの売却を経験した49歳の会社員が、コストで比べてみた

「節約」は我慢ではなく、お金の使い先を変えることです。三大キャリアに払っていたお金を、将来の自分への投資に変える。その選択は、10年後・20年後の資産に影響する可能性があります。


※本記事は情報提供を目的としており、特定のサービスへの加入を推奨するものではありません。料金は参考値であり、キャンペーンや割引により変動します。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。投資は自己責任でお願いします。

管理人

管理人

資産マシマシおやじ

都内会社員・49歳

  • 📅 40歳から資産形成を再スタート(投資歴9年)
  • 👨‍👩‍👧‍👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
  • 💰 世帯年収:約650万円
  • 📊 投資手法:NISA・高配当株
  • 🏄 趣味:ラーメン食べ歩き
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