自動車保険、あなたは毎年見直していますか?
「自動車保険、去年と同じでいいか」——そう思って更新してきた方、ちょっと待ってください。
同じ内容でも、会社を変えるだけで年間1〜2万円安くなることがあります。
自動車保険は1年契約——つまり毎年見直せる
自動車保険は基本的に1年ごとの契約です。毎年更新のタイミングがあるということは、毎年「見直すチャンス」があるということ。
ところが多くの人は、保険会社からの更新案内が届いたらそのまま継続してしまいます。これはもったいない。
等級が上がると他社の方が安くなる
自動車保険には等級という仕組みがあります。無事故で1年過ごすと等級が1つ上がり、保険料が下がっていく制度です(6等級スタート、最大20等級)。
等級が上がるにつれて、今の保険会社より他社の方が割引率が高くなるケースが出てきます。長年同じ会社のままにしている方は、一度他社と比べてみる価値があります。
車両保険はほぼ不要
自動車保険の中でも特に保険料を押し上げているのが車両保険です。
車両保険とは?
車両保険とは、事故や盗難などで自分の車が損傷・損害を受けたときに修理費を補償してくれる保険のこと。相手への賠償ではなく、自分の車のための保険です。
結局、修理費を先払いしているだけ
車両保険の本質を考えてみると、「将来かかるかもしれない修理費を、保険料として毎年先払いしている」と言い換えられます。
事故を起こせば保険金が出る。でも事故を起こさなければ、払い続けた保険料はそのまま消えていく。しかも保険を使うと等級が下がり、翌年からの保険料が上がります。
つまり、修理費を「保険会社に先払いしているか」「自分の口座に積み立てておくか」の違いでしかない。それなら、車両保険の保険料分を自分で貯めておいて、いざというときに使う方が合理的という考え方もできます。
浮いたお金は積み立てへ
車両保険を外すと、年間2〜3万円節約できるケースがあります。そのお金を毎月の積み立てに回す。こういった小さな見直しの積み重ねが、長期的な資産形成につながります。

削ってはいけない保険はここだけ
節約の話をすると「じゃあ保険を全部外せばいい?」と思う方もいますが、それは違います。外してはいけない補償があります。
対人賠償(無制限一択)
事故で相手にケガをさせてしまったとき、治療費や慰謝料などを補償する保険です。
重大な事故になると、賠償額が数千万円〜1億円を超えることもあります。これは個人で払える金額ではありません。対人賠償は無制限にしておくことを強くおすすめします。
対物賠償(無制限一択)
相手の車や建物などを壊したときの補償です。高級車や店舗・設備に突っ込んでしまった場合、修理費が数百万円になることも。こちらも無制限が基本です。
この2つだけは、保険料を削るための対象にしないでください。万が一のときに、自分と家族の生活を守る最後の砦です。
毎年見直す具体的な手順
① 更新の2〜3ヶ月前に一括見積もりをとる
自動車保険の見直しは、ネットの一括見積もりサービスを使うのが一番早くて楽です。情報を一度入力するだけで、複数の保険会社の見積もりが5〜10分で揃います。
保険料だけでなく、そもそも今の補償内容が必要かどうかを見直すのも大切です。保険全体の見直し方はお金が貯まらない本当の理由は「保険貧乏」かもしれないの記事でまとめています。
② チェックするポイントはこの3つ
等級の確認
今の等級と、来年の等級(+1)を確認しましょう。等級が上がるタイミングで他社に乗り換えると、割引率が大きく変わることがあります。
走行距離の見直し
在宅勤務が増えた・子どもが独立して車に乗る機会が減った、などの変化があれば走行距離の区分を見直せます。走行距離が少ないほど保険料が下がる場合があります。
家族構成の変化
子どもが免許を取ったり、逆に高齢の親が運転をやめたりと、運転者の範囲が変わったときも見直しのタイミングです。
まとめ——浮いた保険料をNISAへ
自動車保険の見直しでやることは、シンプルです。
- 毎年、更新前に一括見積もりで比較する
- 車両保険は「修理費の先払い」。自分で積み立てた方が合理的
- 対人・対物は無制限をキープする
この3つを意識するだけで、同じ補償でも毎年数千円〜数万円の節約ができる可能性があります。
浮いたお金は、NISAの積み立てへ。保険を絞ることと、投資でお金を育てることはセットで考えるのがおすすめです。
保険全体の見直し方はお金が貯まらない本当の理由は「保険貧乏」かもしれないの記事も参考にしてみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の保険商品の加入・解約を推奨するものではありません。保険の見直しはご自身の状況に合わせてご判断ください。
管理人
資産マシマシおやじ
都内会社員・48歳
- 📅 40歳から投資スタート(投資歴8年)
- 👨👩👧👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
- 💰 世帯年収:約650万円
- 📊 投資手法:NISA・高配当株
- 🏄 趣味:サーフィン・ラーメン食べ歩き