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NISA・積立投資

50代の資産形成は、積立額より『貯金の置き場所』で決まる

「月3万円、5万円の積立じゃ間に合わない」——そんな声を、YouTubeやSNSで見かけて焦っていませんか。

積立額をもっと増やさなきゃ、と思う気持ちはよくわかります。ですが、貯金はそれなりにあるのに大半を銀行口座に置いたままという40代後半〜50代の方であれば、見直すべきはまず「今ある貯金の置き場所」かもしれません。

結論から言うと、この世代にとっては積立額を数万円増やすことより、すでに手元にある貯金をどう置くかのほうが、資産全体への影響が大きいケースがあります。順番に見ていきます。


数字で比較:月3万円の積立10年 vs 手元1,500万円の運用

言葉だけだとイメージしにくいので、試算で比較してみます。

前提条件:年率4%・複利で運用できたと仮定(あくまで仮定の試算です。将来の利回りを保証するものではありません)

ケース元本10年後(試算)運用益
月3万円を10年積立360万円約443万円約83万円
手元の1,500万円を一括で運用1,500万円約2,220万円約720万円

運用益の差は、約637万円です。

もちろん、これは「年4%で運用できたら」という仮定の試算にすぎません。実際の相場は上がったり下がったりしますし、必ずこうなると約束されているわけではありません。ですが、積立額を月1〜2万円増やす努力と、すでにある貯金の置き場所を見直すことでは、資産全体に与える影響の大きさが違う、ということは感じていただけるのではないでしょうか。


なぜ50代は「置き場所」が本丸なのか

40代で投資を始めた人と比べて、50代から本格的に取り組む人は、運用に使える期間がどうしても短くなります。その分、これから積み立てる「これからのお金」よりも、すでに手元にある「今あるお金」の比重が大きいことが多いのが、この世代の特徴です。

貯金が厚く、これから積み立てる期間が短い——だからこそ、月々の積立額を数万円増減させるより、今ある貯金をどこに置くかのほうが、資産全体への影響が大きくなりやすいのです。


ただし一括投資には注意点も。マシマシおやじの実体験

ここで一つ、正直に共有しておきたい実体験があります。

私自身、投資を始めたばかりの頃、初めて買った個別株がリーマンショックで半値になった経験があります。何を買えばいいかもわからないまま、いろんな投資信託にも手を出してしまい、一度は投資から退場しました。

まとまったお金を一気に投じることには、値下がりしたときに慌てて売ってしまう「狼狽売り」のリスクがあります。下がっている値動きを見ながら平静でいるのは、思っている以上に難しいものです。

だからこそ、「今ある貯金だから一気に全部動かす」というのはおすすめしません。次の章で、私が考える手順を紹介します。

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手順論:貯金の置き場所を見直す3ステップ

「今ある貯金の置き場所」を見直すといっても、いきなり全額を動かすのはおすすめしません。私が考える順番はこうです。

①生活防衛資金を確保する

まず、病気や失業などまさかの時にすぐ使えるお金(目安として生活費の3〜6ヶ月分)を、普通預金に残しておきます。これは動かしません。

②残りを時間分散で移す

生活防衛資金を除いた残りの貯金は、一気に全額を投資に回すのではなく、数ヶ月から数年かけて時間を分けて移していくことをおすすめします。一括で動かすタイミングによる値動きのリスクを、多少なりとも抑えられます。

③リスク許容度に応じて配分する

新NISAには、成長投資枠とつみたて投資枠があり、生涯で1,800万円まで非課税で運用できます。すべてを投資に回す必要はなく、自分がどこまで値下がりに耐えられるかを考えながら、預金と投資の配分を決めていくことが大切です。


我が家の貯金とNISAの配分の考え方

我が家では、老後資金や教育費などの目的別に金額を「逆算」して、必要な額を考えるようにしています。暴落した場面でも売らずに持ち続けることが、結果として良かったと感じています。

我が家の資産全体の内訳は、資産公開シリーズでも公開しています。

含み益1000万円超え!家族4人の資産を全公開【2026年6月版】

40代からの投資の考え方を全体像で知りたい方は、こちらのロードマップ記事もご覧ください。

40代からの投資は遅い?投資8年のマシマシおやじが新NISAロードマップで答えます


まとめ:まず「今ある貯金」の置き場所を点検する

50代の資産形成は、積立額を増やすことより「今ある貯金の置き場所」を見直すことのほうが、資産全体への影響が大きいケースがあります。

ただし、まとまったお金を一気に動かすのはリスクもあります。生活防衛資金を確保したうえで、時間を分けながら、自分のリスク許容度に合わせて配分を決めていく——それが遠回りに見えて、結局は近道になるはずです。

まずは、今ある貯金がどこにいくらあるか、家計の全体像を一度書き出してみることから始めてみてください。

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※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資商品の購入や売却を推奨するものではありません。シミュレーションは年4%複利という仮定の試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

管理人

管理人

資産マシマシおやじ

都内会社員・48歳

  • 📅 40歳から投資スタート(投資歴8年)
  • 👨‍👩‍👧‍👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
  • 💰 世帯年収:約650万円
  • 📊 投資手法:NISA・高配当株
  • 🏄 趣味:サーフィン・ラーメン食べ歩き
詳しいプロフィール →