サーフィン・ラーメン

【板橋本町】田原家を3回訪問|初日は感動、再訪2回は超えず。それでもチャーシューは旨い

ふらっと立ち寄った板橋本町で、気になる新店の看板を発見。

横浜家系ラーメン 田原家」——オープン祝いのフラワースタンドがまだ並ぶ、できたてほやほやの一軒だ。

※この記事は初回訪問時のレビューに加えて、その後2回再訪した結果も追記している。正直、初日ほどの感動は再現できなかった。その理由も含めて、包み隠さず書いていく。


板橋本町の新店「田原家」とは

田原家の外観。横浜家系ラーメンの赤い看板が目を引く

場所は都営三田線・板橋本町駅から徒歩1分(駅から約64m)。「横浜家系ラーメン 田原家」の赤い看板が通りからよく見える。

家系ラーメン(いえけいラーメン)とは、1974年に横浜で生まれたラーメンのジャンル。豚骨(とんこつ)と鶏ガラ(にわとりの骨)を合わせたスープに醤油(しょうゆ)ダレを加え、太麺と海苔・ほうれん草・チャーシューをのせるのが定番スタイルだ。

田原家はその家系ラーメンの新店。外のメニューボードには豚骨ラーメン 950円から、全部のせ 1,100円といったラインナップが並ぶ。

そして目を引くのが——

「ライスバー 終日無料」


12時着、5分待ち。人気のほどが伝わる

店外のメニューボード。ライスバー終日無料の文字が見える

到着したのは12時ちょうど。ランチのピーク時間とあって、店内は満席だった。

満席の店内。カウンター席が埋まっている(頭部はぼかしています)

待合スペースで5分ほど待機。

待合スペース

5分後に着席。着丼まで約10分。


家系の「常識」を2つ破っていた

卓上の調味料と着丼直前の様子

ラーメンが目の前に届いた瞬間、「おっ」と思った。

家系ラーメンといえば、太めのもちもち麺が定番だ。ところが田原家の麺は明らかに細い。

麺リフトアップ。細麺で黄色みが鮮やか

使っているのは菅野製麺所(すがのせいめんじょ)の麺。有名ラーメン店でも採用される老舗麺メーカーのものだ。細くてしっかりとした黄色い麺で、スープのからみ方も一般的な家系とは少し違って、スッキリ食べられる。

ひとつ注意点として、田原家の麺はデフォルトで硬めになっている。「かた麺(ふつうより固い茹で加減)で」とオーダーするとさらに固くなるため、麺の固さに慣れていない方はデフォルトのままか「やわらかめ」を選ぶのがおすすめだ。

そしてもうひとつ、鼻に届いたのが——スモークの香りだ。

チャーシュー2枚・のり・ほうれん草の着丼。全部のせでライスも一緒に

チャーシューは燻製(くんせい:煙で食材に風味をつける調理法)されていて、口に入れると独特のスモーキーな香りが広がる。実は最近の家系ラーメンではスモークチャーシューが流行りになってきており、田原家もその流れを取り入れている。厚みもしっかりあり、食べ応えは十分だ。

スープは豚骨醤油ベース。コクがあって、家系らしいしっかりした味。最初の一口は「おいしい」と素直に思った。


ライスバーは嬉しい、ただし正直に言うと

ライスは無料でおかわり自由、というのは今の米価格を考えると相当ありがたいサービスだ。

ただ、正直に言うと——米がかなりパサついていた

水分が少なく、ラーメンのスープとの相性は悪くないが、単体で食べると口のなかがパサパサする印象。オープン直後でまだ調整中なのかもしれないので、次回に期待したい。


総評と次回の作戦

項目評価
スープ豚骨醤油のコク・家系らしいしっかり感
菅野製麺所の細麺・デフォルト硬め・スッキリ食べやすい
チャーシュー流行りのスモーキー燻製チャーシューで個性的
ライスバー無料おかわり自由は◎・米のパサつきは△
混雑12時着で満席・5分待ち
着丼約10分

スープ・麺・チャーシューのトリオは確かにうまかった。

ただ、スープがしっかり目の味だったので、次回はオーダー時に「味薄め」を指定してみるつもりだ。家系ラーメンはだいたいの店で「味(濃い・普通・薄め)」「油(多め・普通・少なめ)」「麺の固さ(固め・普通・柔らかめ)」の3点を好みで指定できる。

「家系デビューしたい」という方にも入りやすい雰囲気の店だと思う。


【再訪①】2週間後、やわらかめ×大盛りで再挑戦

初回訪問から約2週間後、田原家に再訪した。

初回は麺がデフォルトで硬めに感じたので、今回はクーポンを使って大盛りにし、麺はやわらかめでオーダー。「全部乗せ」(1,100円)の大盛りだ。

田原家の全部乗せ・大盛り。味玉・チャーシュー2枚・ほうれん草・のり、ライス付き

結果から正直に書く。ダメだった。美味しくない。 初日にあったはずの感動が、まったく再現されなかった。

麺をやわらかめにしたことでコシが失われてしまったのか、それとも初日の感動自体がたまたま条件の良いタイミングに当たっただけだったのか——正直、原因ははっきりしない。ただ、同じ店・同じメニュー系統のはずなのに、味わった満足度は初日とは別物だった。

「もしかして、自分の初日が幸運すぎただけなのかもしれない」——このときはまだ半信半疑だった。


【再訪②】さらに翌週、チャーシュー麺で確かめる

再訪①からさらに1週間後、3回目の訪問。

今回は方向を変えて、チャーシュー麺を大盛りでオーダー。チャーシューそのものが旨いことは初日で分かっていたので、麺の硬さやオーダーの組み合わせではなく、チャーシューにフォーカスして確かめてみることにした。

田原家のチャーシュー麺。チャーシュー5枚・のり・ほうれん草

結果、やはり初日を超える旨さはなかった。トータルの満足度としては、再訪①よりは良かったものの、初回訪問のインパクトには届かなかったというのが正直な感想だ。

ただし、これだけははっきり言える。チャーシューは、変わらず旨い。 3回通って唯一ブレなかったのが、このチャーシューの厚みと味だった。


3回通って見えてきたこと

3回訪問してみて分かったのは、田原家の一番の強みはチャーシューであり、自分にとっての「初日の一杯」がピークだったかもしれない、ということだ。

麺の茹で加減やオーダーの組み合わせで印象が変わる店なのか、それとも単に日によるコンディションの差なのか——そこまでは断定できない。ただ、初日ほどの満足度を安定して再現できなかったのは事実として書いておく。

店を下げるつもりはない。ただ、「初日の感動をもう一度」と期待して行くと、肩透かしを食らうかもしれない、というのが3回通った上での正直な報告だ。


メニュー・価格(訪問時点)

券売機で見た主なメニューと価格は以下の通り。訪問時点の価格であり、変更されている可能性があるため、最新は店頭で確認してほしい。

田原家の券売機。全部乗せ・チャーシュー麺・つけ麺などのメニューが並ぶ

メニュー価格(並)
全部乗せ1,100円
ラーメンのり1,100円
ラーメン950円
ラーメン玉子1,050円
チャーシュー麺1,250円
ラーメン野菜(キャベツ)1,150円
ネギラーメン1,150円
旨辛ラーメン1,000円
つけ麺1,000円
油そば1,000円
トッピング価格
大盛(半玉)100円
玉子100円
のり5枚150円
ほうれん草150円
青ネギ200円
メンマ200円
うずら5個150円
叉焼3枚300円
特盛200円
瓶ビール600円

総評:3回通った上での結論

項目評価
スープ豚骨醤油のコク・家系らしいしっかり感(初回が一番印象的だった)
菅野製麺所の細麺・デフォルト硬め。やわらかめにすると印象が変わる
チャーシュー3回とも変わらず旨い。田原家の一番の強み
ライスバー無料おかわり自由は◎・米のパサつきは△
総合満足度初日がピーク。再訪2回は初日を超えず

3回通った結論はシンプルだ。初日の一杯が、自分にとっての田原家のベストだった。 再訪2回はどちらも初日には届かず、正直「あの日の感動はもう一度は来ないのかもしれない」と思っている。

それでも、チャーシューの旨さだけは3回とも一貫していた。ここは自信を持っておすすめできるポイントだ。

好みが分かれるとすれば、麺の固さの好み次第だと思う。デフォルトの硬めが好きな人はそのまま、やわらかめが好きな人は覚悟しておいた方がいいかもしれない。個人的には、次回行くなら麺は固さそのまま、チャーシュー麺で頼んでみようと思っている。

再訪レポート:クーポンで「大盛り」+「ほうれん草」を試す

さらに後日、4回目の訪問をした。今回は手元のクーポンを使い、麺を大盛り、トッピングにほうれん草を追加。さらに単品でのりも増量し、味濃いめ・麺かためでオーダーした。

田原家 チャーシュー麺大盛り のり増し ほうれん草トッピング

結果、正直に言うとかなり美味しかった。特にスープと麺の満足度が高く、味濃いめ・麺かための組み合わせが自分の好みには合っていたようだ。

ただし気になる点もあった。看板であるはずのチャーシューが今回はパサついていて残念だった(写真を見てもらえれば、その通りだと分かってもらえると思う)。実はこの日、厨房に立っていたのは前回までとは違う作り手(男性の方)だった。味の良し悪しがこの作り手の違いによるものなのかは、正直なところ分からない。断定はできないが、事実として書いておく。

混雑状況についても触れておきたい。今回は昼時に訪れたが、以前のような満席や行列はあまり見かけなくなっていた。とはいえ、駅前の人通りが多い立地であることに変わりはなく、客の入れ替わり自体は絶えず起きている印象だった。店が不振というより、落ち着いてきたという印象に近い。

トッピングやクーポンを活用するなら、クーポン対象の大盛り・ほうれん草に加えて、のり増し(150円・単品)を追加すると彩りと満足度が上がっておすすめだ。クーポンが手元にあるなら、まずは大盛りやほうれん草など使いやすいところから試してみるといいだろう。

クーポンはまだ残っているので、機会があればまた伺いたいと思っている。


近所で二郎系の「じゃっくぽっと」も訪問済みなので、板橋・足立エリアでラーメンめぐりをしている方はこちらもどうぞ。

北綾瀬「じゃっくぽっと」炒め野菜の二郎系と、紅生姜が来なかった話


店舗情報

項目内容
店名横浜家系らーめん 田原家
住所東京都板橋区本町36-9(中山道・国道17号沿い、焼肉「時楽」の隣)
最寄り駅都営三田線 板橋本町駅 A2出口 徒歩約1分
営業時間11:00〜15:00、17:00〜23:00(15:00〜17:00は休憩。※情報源により表記差あり。最新は要確認)
定休日記載なし(要確認)
支払い現金のみ(カード・電子マネー・QRコード不可)
菅野製麺所の中太ストレート麺
ライス終日無料・おかわり自由
予約不可
禁煙全席禁煙
オープン2026年5月27日

オープン直後の初日は、確かに感動があった。スモーキーな燻製チャーシューと菅野製麺所の麺という「家系らしくないところ」は、今も田原家の個性だと思っている。

ただ、3回通った今の結論は「初日が一番だった」。それでもチャーシューの旨さだけは変わらなかった——この事実だけは、また食べに行く理由になっている。


※本記事は初回訪問(2026年6月)および再訪2回(2026年6月〜7月)の情報をもとにしています。メニューや価格・営業時間は変更になる場合があります。最新情報はお店へ直接ご確認ください。支払い情報は食べログ掲載情報を参考にしています。

管理人

管理人

資産マシマシおやじ

都内会社員・48歳

  • 📅 40歳から投資スタート(投資歴8年)
  • 👨‍👩‍👧‍👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
  • 💰 世帯年収:約650万円
  • 📊 投資手法:NISA・高配当株
  • 🏄 趣味:サーフィン・ラーメン食べ歩き
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