2027年から始まるこどもNISA、うちは見送りにした理由【48歳パパの正直な結論】
正直に言います。うちは、こどもNISAを見送りにしました。
「子供のことを考えていないの?」と思われるかもしれません。でも、これは子供のためを考えたうえでの結論です。今回は、48歳・子供2人・住宅ローン4,800万円を抱えるマシマシおやじが、なぜこどもNISAを「今はやらない」と判断したのか、その理由を正直に話します。
こどもNISAとは?まず制度を理解しましょう
⚠️ 重要な注意点 こどもNISAは2025年12月の税制改正大綱で方向性が示された制度です。今後の国会審議や政令・省令の整備によって、内容が変更になる可能性があります。この記事の情報は執筆時点のものであり、最新情報は金融庁や各証券会社の公式サイトでご確認ください。
こどもNISAの基本情報
正式名称は**「こども支援NISA」**、通称「こどもNISA」。2027年1月1日から開始予定の新しい制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 0〜17歳の未成年 |
| 年間非課税枠 | 60万円 |
| 生涯上限 | 600万円 |
| 投資対象 | 長期積立向けの投資信託のみ(つみたて投資枠と同じ) |
| 払い出し | 12歳未満は原則不可。12歳以降は本人の同意と書類提出で引き出し可能 |
| 18歳以降 | 通常の成人NISAへ移行 |
ジュニアNISAとの違い
ジュニアNISAは2023年末に廃止された制度で、18歳まで原則引き出し不可という縛りがありました。こどもNISAは12歳以降は教育費や生活費などの用途であれば引き出し可能になっており、使い勝手が大きく改善されています。
こどもNISAのメリット
見送りにしたとはいえ、制度自体には良い点がたくさんあります。正直に書きます。
- 非課税で子供の資産形成ができる:通常は投資の利益に約20%の税金がかかりますが、それがゼロ。
- 教育資金・将来のライフイベント資金の準備になる:大学費用や成人後の独立資金として育てられる。
- 祖父母も関わることができる:おじいちゃん・おばあちゃんが孫のために資産を残す手段になる。
- 長期運用で複利の恩恵を受けやすい:0歳から始めれば18年間、複利の力をフル活用できる。
- ジュニアNISAより使いやすくなった:12歳以降の引き出し緩和は大きな改善点。
メリットは確かに多い。それでも、うちは「今はやらない」と判断しました。
それでも見送りにした4つの理由
理由①:親自身のNISA枠がまだ埋まっていない
夫婦2人でNISAを使うと、年間の非課税枠は合計360万円になります(1人あたり年間120万円のつみたて投資枠+240万円の成長投資枠)。
正直なところ、うちはまだこの枠を使い切れていません。子供のNISAを開く前に、まず自分たちの枠をしっかり使い切ることが最優先という判断です。
理由②:親のNISAで増やした方が、家族全体に使える
これが一番大きな理由です。
こどもNISAの口座に入れたお金は、**法律上「子供の財産」**になります。使い道は子供のためのものに限られます。
一方、親のNISAで増やした資産は、住宅ローンの繰り上げ返済に使っても、老後の生活費にしても、子供の教育費にしても、すべて家族の判断で自由に使えます。
「子供のために」と思っていても、家族全体で柔軟に動けるお金の方が、いざというときに頼りになります。
理由③:12歳未満は引き出せないリスク
うちには8歳と5歳の子供がいます。下の子が12歳になるまであと7年。その間は原則としてお金を動かせません。
住宅ローンを4,800万円抱えている身で、もし急な出費(病気・リストラ・大規模修繕など)があったとき、こどもNISAの資産は動かせない「凍結資産」になってしまいます。
緊急時に備えて、使えるお金は親のNISAや現金で持っておく方が安心だと判断しました。
理由④:制度の詳細がまだ確定していない
2025年12月の税制改正大綱で「こどもNISAを作る」という方向性は示されましたが、具体的な運用ルールは2026年中に政令・省令で確定される予定です。
払い出しの手続き方法、証券会社での口座開設の流れ、祖父母が関与する場合のルールなど、細かいところはまだわかりません。
慌てて動く必要はなく、2027年の開始後に内容を確認してから判断しても遅くない、というのが正直なところです。
こどもNISAが向いている人
見送りにしたからといって、制度が悪いわけではありません。こういう方には積極的に活用をおすすめします。
- 親のNISA枠をすでに最大限使っている方:年間360万円を夫婦で使い切っているなら、次の一手としてこどもNISAは合理的。
- 祖父母が孫のために資産を残したい場合:自分の老後資金は確保済みで、孫に贈りたいという場合にぴったり。
- 子供の教育資金を別枠で管理したい方:親のお金と子供のお金をきっちり分けて管理したい人には向いている。
まとめ:正解は家庭によって違う
こどもNISAは、使い方次第でとても良い制度だと思っています。でも、すべての家庭に「今すぐやるべき」制度かというと、そうではないというのが正直な感想です。
うちの結論は、「まず親のNISAをしっかり育てることが、子供への一番の贈り物」というものです。親の資産が増えれば、子供の教育費も、独立後の支援も、選択肢が広がります。
あなたの家庭の状況は、うちとは違うはずです。「親のNISAはもう十分使っている」「祖父母から資金援助がある」「教育費を別で管理したい」——そういった方は、こどもNISAを前向きに検討する価値があります。
制度の詳細は2026〜2027年にかけて確定していきます。焦らず、最新情報を確認しながら「わが家にとって何が正解か」を考えてみてください。
管理人
資産マシマシおやじ
都内会社員・48歳
- 📅 40歳から投資スタート(投資歴8年)
- 👨👩👧👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
- 💰 世帯年収:約650万円
- 📊 投資手法:NISA・高配当株
- 🏄 趣味:サーフィン・ラーメン食べ歩き