高配当株

ニホンフラッシュ(7820)、株価下落で配当利回り5%が見えてきた

高配当株を探しているとき、有名どころの銘柄ばかり目が行きがちです。でも、あまり知られていないところに面白い銘柄が潜んでいることがある。

ニホンフラッシュ(証券コード:7820)はそんな一社です。


ニホンフラッシュってどんな会社?

ニホンフラッシュはマンション向け内装ドアの国内首位メーカーです。

「フラッシュドア」というのは、木製の枠組みに薄い板を貼り合わせた軽量なドアのこと。新築マンションの玄関ドア・室内ドアといえば、ほぼこのタイプです。家の中にある建具(たてぐ)を専門に作っている会社、というイメージです。

日常生活でよく目にするものを作っているのに、会社名を知っている人は少ない。こういう「地味だけど必要不可欠なものを作っている会社」はBtoBビジネス(企業向けの取引)に多いパターンです。

東証プライム市場に上場しており、国内での市場シェアはトップクラスです。


最近の株価と配当の状況

直近のデータをもとに整理します。

項目内容
証券コード7820
市場東証プライム
株価709円(2026年6月2日現在)
1株配当(予想)36円(2027年3月期)
配当利回り(予想)5.01%
配当性向約57.9%

株価が下落傾向にある中で、1株あたりの配当36円を維持していることで、利回りが5%前後まで上昇してきました。

高配当株の目安として「利回り3%以上」を基準にしている投資家も多い中で、5%という数字は視野に入ってくる水準です。

ただし、これは「株価が下がった結果として利回りが上がった」という側面もあります。利回りが高いからといって、それだけで判断するのは早計です。


気になるリスクも正直に書く

ニホンフラッシュを語る上で、リスクを外すわけにはいきません。

業績は「回復期待型」であり安定高配当株ではない

花王や KDDI のように「長年にわたって増配を続けてきた」タイプの銘柄ではありません。業績の回復を期待しながら保有するタイプの銘柄です。業績が想定通りに回復しなければ、減配や無配もあり得ます。

住宅着工戸数の減少という事業環境

マンション向けのドアを作っている以上、国内の新築マンション着工数が減れば需要も減ります。日本の人口減少・少子化が続く中で、住宅着工戸数は長期的に減少傾向にあります。これは会社固有の問題ではなく、業界全体が抱える構造的な課題です。

中国事業の不透明感

ニホンフラッシュは中国にも生産拠点を持っています。中国の不動産市況の低迷が続いており、この影響を受けやすい構造になっています。地政学リスク(国際情勢の変化によるリスク)も含めて、先行きは見えにくい部分があります。


NISAの成長投資枠との相性

NISAには2種類の枠があります。毎月コツコツ積み立てる「つみたて投資枠」と、個別株や高配当ETFなども買える「成長投資枠」です。

ニホンフラッシュのような個別の高配当株は、成長投資枠での保有が対象になります。

ポートフォリオ(資産の組み合わせ)をどう組むかは人それぞれです。

  • インデックス投資(オルカン・S&P500)一本でいく
  • インデックスをメインに、高配当株を一部混ぜる
  • 高配当株を積み上げて配当収入を増やしていく

どれが正解かは、その人のライフスタイルや考え方によって変わります。ニホンフラッシュはあくまで「選択肢の一つ」として存在している銘柄です。

高配当株投資の考え方については高配当株で不労所得を作る方法の記事も参考にしてみてください。


まとめ

  • ニホンフラッシュ(7820)はマンション向け内装ドアの国内首位メーカー
  • 株価下落により配当利回りが約5%水準まで上昇
  • ただし「安定高配当株」ではなく、業績回復を前提としたリスクのある銘柄
  • 住宅着工数の減少・中国事業の不透明感というリスクを理解した上で検討を
  • NISAの成長投資枠での保有が対象になる

この記事は「こういう銘柄があります」という情報提供を目的としています。買い推奨ではありません。投資の判断は必ずご自身でされるようお願いします。


※本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。株価・配当データは執筆時点のものであり、最新情報は各自でご確認ください。

管理人

管理人

資産マシマシおやじ

都内会社員・48歳

  • 📅 40歳から投資スタート(投資歴8年)
  • 👨‍👩‍👧‍👦 子供2人(8歳・5歳)・住宅ローンあり
  • 💰 世帯年収:約650万円
  • 📊 投資手法:NISA・高配当株
  • 🏄 趣味:サーフィン・ラーメン食べ歩き
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